ミドル層の求人の探し方

40代で仕事探しを始めると「世間は厳しいな~」と感じる人が多いようです。
特に女性の求人はほとんどない。
政府が掲げている「女性が活躍できる社会」なんて嘘。
男性であっても、特定分野のプロフェッショナル層以外は、書類審査ではねられまくりというのが現実。

転職市場では、20~30代の求人は多いですが・・・
40代となると途端に案件数が減ってしまうのです。

それでも「転職してよかった」と感じている成功者がいるのも事実。
そんな彼等・彼女達に共通する視点を紹介します。

①収入より健康第一

健康的な家族

高収入を狙えば、仕事はきつくなる。
プライベートを優先させれば、年収は低くなる。
この2つはトレードオフな関係。

どちらを選ぶのが良いか?
40代転職成功者の多くは、年収条件より職場環境を優先しています。
これから先、体力的に無理は出来なくなるから。

このアドバイスに対して「今より収入が減ったら生活できなくなる。」と悲壮感を漂わせて訴えてくる人がいる。
でも転職後に頑張り過ぎて、健康を損なったら誰も助けてくれない。

極端な例を挙げると、「学歴なし・職歴なし」であっても、仕事内容さえ選ばなければ70代でも仕事はある。
ただし健康な人だけ。
健康を損なうと何処も雇ってくれないので、収入源を閉ざされ、医療費がかさみ、老後破産へまっしぐら。

「転職して収入が減ったら、その収入内で生活しよう。」と気持ちを切り替え、ダウンシフトしていくと良い。

②「なんとかなる」では「なんともならない」

「知り合いの○○さんに紹介された仕事だから大丈夫だろう」と、意外とあっさり転職を決めてしまう人がいる。
運任せ、いやいや○○さん任せ!
こんな他力本願の転職は危険。

転職先の継続性・成長性をトコトン考えましょう。
考えて、考えて、考え抜く努力は欠かせない。

ただ正解はない。
業績絶好調の会社に入っても、急転直下で悪化することもある。
配属先の上司との相性が合わなければ、転職に成功したとは言えないでしょう。
そんなことまで見通すことなど出来っこない。

それでも熟考した末の決断なら、その次の展開を考えられる。
会社や仕事内容が変われば、理想と現実のギャップは必ずあるはず。
それを乗り越えられるのは、転職前に自分の頭でしっかりと将来を考えた人だけ。

縁故で入社した人達は、平均5年程度で再就職活動を始めている。
40代にとって、いまから5年後に再度就職活動を迫られるというのは非常にシビアです。
確実に今より条件は悪くなりますから、中途半端な気持ちで転職しては駄目。

一時的な甘い誘惑にのってしまうと、後々苦労する事になる。

成功させる為の具体的な初期行動

①ミドル層に力を入れいている転職エージェントに登録する

自分に最適な転職先を見つけるのに転職エージェントほど便利なサービスはありません。

ただ、どこのエージェントでも良いわけではありません。
ミドル層の優良求人を扱っているのは少数派。
チャンスを広げる為に登録する事をおススメします。

リクルートエージェント

その他のエージェントに登録しても、求人の取り扱い自体がほとんどありません。
管理職に近いポジションの優良求人案件は、人材業界内でも超大手だけに集中しています。

②鮮度の高い求人情報にたくさん触れる

最近の求人サイトはとても便利です。
働きたい希望条件(勤務エリア・職種・年収)を登録しておけば、新着求人が出た時にメールが届くように設定しておく事が可能。

転職活動を既に始めている人であれば、この機能だけでもどれだけありがたい事だと分かるはず。
求人情報は鮮度が命です。
書類選考通過率を上げる為には、新着求人が届いたらすぐに応募する事です。

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