ハローワークの信頼性に疑問を持った方が良い

公然と嘘の求人が多数ある

求人票の備考欄に書かれている「ハローワークからのお願い」。
これは何を意味しているのだろうか?

【ハローワークからのお願い】
求人票は個々の雇用契約書ではありませんので入社にあたり採用条件を必ずご確認下さい。
この求人票の内容は募集条件です。
労働条件については面接時にご確認ください。

詐欺的な求人票

気持ちが悪いので担当職員に質問してみたところ、返ってきた回答はかなり他人事という感じ。

  • ハローワーク側で求人票の真偽をチェックする事はしていない
  • 実際の条件は面接の時によく確認して
  • 「労働契約書」や「労働条件通知書」を確認する事をお忘れなく

実は東京労働局の「労働条件相談ほっとライン」に、ハローワークの苦情が多数寄せられている。
いずれもハローワークで紹介状を貰って、内定を得た後の相談。

【代表的なトラブル】

  • 社会保険完備と書いてあったのに、実は未加入だった
  • 正社員の求人だったのに、契約社員にさせられた
  • 月給25万円以上と書いてあったのに、実際には17万円だった
  • 事務採用だったに、営業の仕事をさせられている
  • 完全週休2日制と書いてあったのに、休ませてもらえない

対策としてはやはりハローワークに頼らず、自己責任で企業を選ぶという事。
とはいえブラック企業を紹介してしまうハローワークって何なの?

相談員の3分の2は非常勤

ハローワーク職員に良い印象を持っている人は少ないはず。
専門的な知識に乏しい上に、手際も悪い。

「こっちは仕事探しで大変なのに、あんたらそんなチンタラ仕事しててお給料貰えるっていいね。」こんな嫌味も言いたくなる。
「公務員だから無能でも仕事は安泰なんだろうな~」という嫉妬心も混ざってる。

それは全然違う!
ハローワーク職員の3分の2は非常勤の期間採用者なのです。
採用が決まると研修はたったの2日。
研修内容は公務員としての心構えや社会マナーのみ。
それだけで翌日からハローワークの相談窓口に座っているというのが実態。

だから彼等は仕事をサボタージュしているのではなく、求職者の転職相談に応じるには能力不足なのです。
法規的な問題・雇用情勢など立ち入った質問に対しては、職場の正規雇用の公務員から教えてもらうしかない状態。
とはいえ圧倒的多数が期間採用者だから、正規職員でカバーできるはずがない。

担当職員を攻撃しても仕方なく、これはハローワークという制度が崩壊していると考えた方がいいでしょう。

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